水曜日, 1月 31, 2007

解禁前夜

なんだこりゃ明日は郡上の渓流釣り解禁の日。
ドキドキする。

解禁日は漁協が放流したアマゴ狙い。
奴らはアホな養殖魚だから天然と違い、流れて来るエサにすぐパクつく。
結果、僕らはそいつらを巡って他の釣人と戦うハメになるのだ。

どれだけいい場所を獲れるかが勝負の分かれ目。
自然との対話ならぬ、
「ココ、あいてます?」
なんて笑顔を武器に、釣れてる人の良心に訴える、電車の席とりみたなネゴシエーションが川岸で繰り広げられる。

三平くんが見たら、
「こんなの釣りでねえ!」
とでも言うだろうか。

最近は光る目印「ケミホタル」を使って深夜から釣り始める輩まで出るしまつ。


でも僕は行く。
明日は2時半起床、3時出発。
ケミホタルを装備した仕掛けを持ってね!

火曜日, 1月 30, 2007

Windows Vista

ウインドウズビスタが発売された。
プレミアム デジタルライフ、「写真・ビデオ」「デジタルエンターテインメント」「音楽・映像」「コミュニケーション」「使いやすさと信頼性」を追求するという。


MacOSより5年は遅れた技術。
MacOSに到底追いつけそうもないデザイン。

ああ、愛しき人々よ。
マックにしとこう。
I love Macintosh マジで。

月曜日, 1月 29, 2007

天才


生まれつき備わっている、きわめてすぐれた才能。また、その持ち主。goo国語辞典

クラシックのベートーベン
物理学のアインシュタイン湯川秀樹
絵画の世界では、ピカソゴッホたち。

僕は思う。
天才とは、人間としてきわめて大きな欠陥があることではないか?

彼らは絵の具を買うか、それとも今日のパンを買うかの選択を迫られたとき、迷わず画材を選んでしまう愚かな人間。
生き物として、最も大事な「食」さえ放り捨ててしまう。
それは夢のために頑張るとか、人に認めて欲しいとか、大切なひとと一緒にいたいとか。
そんなことじゃない。

絵を描きたいえをかきたいエヲカキタイ。
そのどうしよもない衝動に駆られて、それしかなくて。

もし叶うなら、普通の人として生きたかっただろう。
ゴッホは狂人と言われて死んでいった。
誰にも認められないままに。


自分の絵だけが、自分の存在そのもの。
彼らの残したものには、魂がうつっている。

Dr.コトー


DVD『Dr.コトー診療所2004』今見た。
涙にじみ、速攻iTunesで『銀の龍の背に乗って』ダウンロードして
聴きつつ。

ワケわかんないけど。
僕らは自分勝手な忙しい毎日。
慌ただしく、巡る間しく変化してゆく狭い世界。
自分だけの殻に閉じこもった、狭い世界。

「オマエが必要なんじゃ!」。
ドラマ終盤の台詞。


ホントは変わらないもの、靴裏の、地面からつづいて広がっている、繋がっているもの。
それが一番大事だって、明日には忘れるけど。
変わらないコトが、大事だって思えるようになりたい。

日曜日, 1月 28, 2007

こころうごくとき


子どもだけの自然体験旅行、冒険キッズでスタッフとして働いたこの2日間。
雪原でソリ遊びにカマクラづくり、雪合戦をして遊んだ。

暖冬に悩まされる今年。
雪がたくさんあると、木の枝や溝を埋めて、ふかふかの雪はクッションにもなる。でも、雪が減ると子ども達の安全管理にも気を使う。
それに、例年は3メートル近くの雪の上で遊ぶから、ホントはこんなもんじゃないのに、って思ったりする。

今日は久々に雪が降ってきた。
『上みれば虫っコ、中みればわたっコ、下みればゆきっコ』。
釣りキチ三平』の三平が、街から来た大学生に、秋田の里山で雪が降りはじめた空をみてかけた言葉。
同じ雪でも大きさや近さによって、感じが変わる。


感じは自分自身のもの。
そのときの、こころ模様を映し出す。
雪は何も言わないし、誰にも同じように降り積もる。
そして、限りなくシンプルで美しい。

だから、自分の中にあるものが映って、こころ動かされるのかもしれない。
そんなものを、いつか表現したいと思った。

金曜日, 1月 26, 2007

全裸の意味

最近裸になってますか?
日本人は全裸で産まれてきて、服着て死んでゆく。

僕らは外では絶対に服を着て歩く。
昔、僕の学生時代。
深夜に全裸で闊歩するサークルがあった。(もちろん人に迷惑かけずに!)

とある夜のサークルの集い。
始めは何にも知らされてなかった僕は、ある晩突然服を脱ぎだす諸先輩方におののいた。
当然そんなことをした事がない僕は、断固拒否。

結局ムリヤリ脱がされて、キャンパスを疾走する彼らの後を追うハメに。

そして気づく。
全身を夜風が覆うカンジ。
爽快を通り越した、快感。


僕らは日々感覚を殺して生きている。
皮膚の8割を覆隠して、人ごみに感覚すら閉じ込めて(田舎はそんなことないけど)。
自分が思う以上に、信じられないくらい。

原点に返る。
あたりまえだけど、僕らは忘れてしまうから。


注:公前で裸をさらして楽しむ事とは関係ありません。

木曜日, 1月 25, 2007

everybody has a dream マジで

バンプの新曲、涙のふるさと
でも僕の胸に響くのは、2曲目、真っ赤な空を見ただろうか の8分と10秒後に流れる隠しトラック。

 ♪食べたいな世界中の めずらしい たべもの
 むしゃり むしゃ もぐり もぐ
 きっと きっと
 おいしいん だから

 中略

 everybody(everybody) everybody has a dream マジで
 everybody(everybody) everybody has a dream 今も  マジで


相変わらず意味不明、だけどドキドキする。
大好きです。

僕にも密かな夢、野望がある。
デザインで世界を変えること。

戦争がなくなること。
おいしいごはんを食べれること。
子ども達が毎日野山で走れること。

意味不明だけど。 マジで。

水曜日, 1月 24, 2007

ただ今"エスクァイア日本版デジタル写真賞'06-'07"に投稿中

萱場振一郎のギャラリー

グーグルアースの衝撃

遅ればせながら、昨夜はじめてgoogle Eathを使ってみた。
衝撃、世界中の衛星写真が駐車場に止まった車を数えれるくらいの精度で見れる(しかも3D!)

残念ならが、我が郡上八幡は衛星写真が古い為か、ややピンぼけだけど。
自分家の屋根がネットに公開される時代になったんだなー、と思った。
お隣さんの畑に何が植わってるかもわかってしまうし、そのうちマトリックスみたいにアタマの後ろにコネクターが付く日も近いのでは。

もうすぐ人類は世界の情報を全て手に入れるだろう、って大勢の人が思ったにちがいない。

でも、google eathには全然映らない。
ホントに大事なコト。

畑のカタチや野菜の植えかたじゃない。
大事なのはソコじゃない。

どんな土か?
砂が多いのか、それとも石ばかりなのか。
肥料が多いのか、少ないのか。
農薬は使っているのか、使わないのか。
風が強いのか、弱いのか、雨が多いのか、少ないのか、むし暑いのか、はだ寒いのか、
今日は晴天なのか、薄曇りなのか、むしろ小雨が降っているのか。

ソコを耕す人はいるのか、いないのか、経験があるのか、ないのか、カワイイねーちゃんなのか?胸が大きいのか、足がきれいなのか、それともばあちゃんなのか。

畑を耕す人は、土を愛しているのか。


ハイテクってすげー。
僕の仕事もハイテクがあるから(Macがあるから)、成り立っている。
それは魅力的だし、なんかキラキラしてる。

でも、それ以上に人間ってすげー。

あたりまえだけど、
畑の野菜がうまいか、まずいかは、耕す人次第。

そこがピンぼけしそうな今日この頃です。