月曜日, 3月 05, 2007

畑始動。


今日、スコールのような土砂降り。
車から社屋へのほんの数秒で、服の色が変わるくらい。
「こんな時期にこんな雨なんて」
なんて話しも飛び交うが、一雨ごとの暖かさ。
しばらくぶりの、まとまった雨に大気が浄化されるような気もする。
巷で流行のインフルエンザや風邪ウイルスも、これで少しはおとなしくなるかなあ。


おとつい畑のコト始め。
土壌改良を願って、6畳くらいの小さい僕の畑に、ゴミ袋5つ分の腐葉土を入れ、生ゴミを混ぜて耕す。
こないだ山奥の道路脇から持ってきた腐葉土。

郡上には、あまり使われていない道路がたくさんある。
山越えや堰堤に通じる道で、ぐにゃぐにゃと延びて街灯ひとつないから日が暮れると真っ暗。
そこは山肌を縫って走っているから、道路と斜面の間に落ち葉が積もり、腐葉土と化してたまっていたりする。ちょうど地面がコンクリなので、畑には余計な石や草がほとんどないのだ。

僕は釣りに夢中になって、日暮れ頃に作業へ取りかかった。

次第に辺りは暗闇に染まる。
月もなく、聞こえるのは山鳥かなにかの鳴き声だけだ。
そのまったく人気のない山道で、スコップ片手にゴミ袋を担いだ男。
無精髭だらけの横顔、メガネが光っている。
何かを、掘っている。

そんな火曜サスペンスばりの努力が実って、今年は元気な野菜がたくさんできますように。

0 件のコメント: