月曜日, 1月 29, 2007
天才
生まれつき備わっている、きわめてすぐれた才能。また、その持ち主。goo国語辞典
クラシックのベートーベン。
物理学のアインシュタイン、湯川秀樹。
絵画の世界では、ピカソやゴッホたち。
僕は思う。
天才とは、人間としてきわめて大きな欠陥があることではないか?
彼らは絵の具を買うか、それとも今日のパンを買うかの選択を迫られたとき、迷わず画材を選んでしまう愚かな人間。
生き物として、最も大事な「食」さえ放り捨ててしまう。
それは夢のために頑張るとか、人に認めて欲しいとか、大切なひとと一緒にいたいとか。
そんなことじゃない。
絵を描きたいえをかきたいエヲカキタイ。
そのどうしよもない衝動に駆られて、それしかなくて。
もし叶うなら、普通の人として生きたかっただろう。
ゴッホは狂人と言われて死んでいった。
誰にも認められないままに。
自分の絵だけが、自分の存在そのもの。
彼らの残したものには、魂がうつっている。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿